忍者ブログ
連絡や、その他諸々用です。
Admin | Write
※この文章は12月24日放映分を見る前に書いています。


最近NHK朝の連続ドラマ「純と愛」を見ているのですが、前半の大きな山場を越したと思われるのでこれまでの過程で描かれた主人公・純の敗北と今後の展開予想について少し書いてみたいと思います。

大雑把にいってこの作品は、大阪で生まれ宮古島で育った女の子・純が「おじいのホテルのような魔法のホテルを作りたい」という夢を持ち成長していくお話です。あらすじについてはNHKのホームページなりなんなりを参照していただくとして、12月の展開で純は二つの大きな敗北を経験しました。

1. 勤務先であったオオサキプラザホテルが外資系に吸収合併される→結果、オオサキプラザホテルの文化がなくなり大きなビジネスホテルになる
2. おじいの死後、父の善行が継いでいた宮古島のホテル「サザンアイランド」が経営不振に陥り、父が勝手に土地建物を売り払う→ホテルが取り壊される

という二点です。この二つの件について、純は「オオサキプラザホテルの文化を守ろうと」あるいは「おじいのホテルを守ろうと」奔走しますが結局それはうまくいきませんでした。
その原因はともに「肝心要の人の気持ちに気が付いていなかった」ことにあると思います。

1.の勤務先の件では、社長や元・直属の上司たちの気持ちは分かっても支配人の気持ちは分かりませんでした。この件については支配人の気持ちを分かるべきだったのは純ではなく社長の方ですが、彼の気持ちに気づかなかったことで足元をすくわれる結果になりました。

支配人は間違いなくオオサキプラザホテルを愛していて、それだけに経営を危うくし忠言に聞く耳を持たなかった社長に激しい怒りを抱いていたのですから。
早く気が付いていれば何とかなったかもしれないのに。

2.のおじいのホテルの件では、父・善行の気持ちが分かりませんでした。善行は大阪生まれで、妻の家のホテルを継いだ形になっています。妻や娘はおじいおじいと舅を慕い(反面自分のことは蔑にし)、ホテル経営もうまくいかず、宮古島が嫌で嫌でたまらなくなり爆発するような形でホテルを売却しました。

純は父の気持ちに気が付いていません。父が爆発してさえなお、「どうかしちゃったよこの人」という感想しか抱けていません。純が子供の頃の楽しい思い出としておじいのことを思い出す回想シーンはこれまでに何度か登場しましたが、その同じ場面を善行は苦々しく記憶しているということも視聴者には明らかにされました。
純にとって子供の頃のおじいのホテルは魔法の国でも、善行にとっては忌々しいものでしかありません。
 
自分が幸せでも、自分の身近な人も幸せであるとは限りません。
よくあることですが、純はまだそれに気が付いていません。

視聴者に「純は父の気持ちが全く分かっていない」ことを敢えて提示した以上、今後の展開では人の気持ちを分かろうとする純が描かれるのではないでしょうか。
そしてまた、この二件で共に巨大な敵として立ちふさがったのが純の夫の母(要するに姑)の多恵子です。彼女からゴキブリ扱いされている純ですが、人の気持ちを分かろうとした時に多恵子との和解も果たされるのではないでしょうか。

 それにしても善行(演:武田鉄也)と多恵子(演:若村麻由美)が怪獣大決戦をしていた頃は平和でした。
PR
カレンダー
05 2018/06 07
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセス解析
忍者ブログ [PR]

Designed by